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【イベントレポート】『時を駆ける幻の交響楽団』XR体験

HADO体験会でARゴーグルとアームセンサーを装着し、教室で回避・攻防する参加者と観客の様子(新庄神室産業高校)

2025年8月8日、9月6日・7日の3日間、山形市の山形県郷土館「文翔館」議場ホールにて、XR体験イベント「時を駆ける幻の交響楽団」を開催しました。本企画では、山形交響楽団による演奏をXR技術で再構築し、“幻の楽団”という物語世界を創出。歴史的建造物を舞台に、リアルと仮想が交錯する10分間の没入体験をご提供しました。

HADO体験会でARゴーグルとアームセンサーを装着し、教室で回避・攻防する参加者と観客の様子(新庄神室産業高校)

新たな空間演出を来場者が体感

来場者はヘッドマウントディスプレイを装着し、議場ホールを自由に動きながら、山形県郷土館「文翔館」の歴史や建物を俯瞰で眺めたり、実際に手で触った感覚が得られるハンドトラッキングを使い、建物のパズルを体験しました。特に、最後にステージ上に“幻の楽団”が出現し、議場ホール全体が音と映像と共鳴するダンスホールへと変貌するクライマックスでは、来場者から「素晴らしい!」と大きな反響がありました。

HADO体験会でARゴーグルとアームセンサーを装着し、教室で回避・攻防する参加者と観客の様子(新庄神室産業高校)

最新技術と地域資源の融合

本イベントでは、歴史的建造物である山形県郷土館「文翔館」の重厚な雰囲気と山形交響楽団の演奏、最先端のXR技術を掛け合わせ、新しい文化体験の創出を目指しました。

クラシック音楽という芸術表現にデジタルの力を取り入れることで、これまでにない臨場感と没入感を創出。伝統とテクノロジー、過去と未来が交差する空間は、参加者の皆様にとって山形の文化の新たな一面に触れる機会となりました。

体験後には「山形でこんな体験ができるとは思わなかった」など、驚きと感動の感想が多く寄せられました。

HADO体験会でARゴーグルとアームセンサーを装着し、教室で回避・攻防する参加者と観客の様子(新庄神室産業高校)
講師の合図で構えを取る生徒たち ARゴーグル装着でHADOの基本動作を練習(新庄神室産業高校)
大型モニターにエナジーボールのエフェクトとスコアが映る試合風景。左で生徒がプレー中(HADO体験会)

会場
山形県郷土館 文翔館
〒990-0047 山形県山形市旅篭町3丁目4−51

詳しくはWEBサイトを確認ください
https://yamagata-koukyougakudan-bunsyokan-xrcontents.com/

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